松川沿いをそぞろ歩く
なぎさ公園から、道路を渡ると美しく整備された松川沿いの遊歩道に続いています。近代的なオブジェがキラキラしているかと思うと、柳越しの対岸には日本の伝統美そのものの東海館がたたずんでいます。
東海館は、昭和3年に庶民の温泉宿として開業し、多くの方に親しまれ賑わっていたそうです。当時の職人が腕をふるった建物の中は異空間。
まずは、喫茶室で松川を眺めながら、ひと休みです。
館内は、とても広く見どころがたくさん。各地から集めた大石で鶴亀を現した中庭。一戸建風の客室と廊下の飾り窓。大広間には見事な雛飾り。
ひとつ残念だったのは、平日で立ち寄り湯がお休みだったこと。東海館でぜひ入浴されたいという方は、土日・祝日の11:00~19:00で男湯時間と女湯時間がありますのでお調べの上、お出かけください。(大人500円・子ども300円)
抹茶ウィンナーを注文。以外にもボリュームがあってびっくり(笑)
東海館入ってすぐにある中庭。どこから運ばれてきた石なのかな。
大広間いっぱいに飾られた、つるし飾りと雛飾りに圧倒されました。
地魚ランチを楽しみ、温泉へ
伊東の商店街を歩きながら、今日の目的の一つ、地魚の食べられるお店を探します。キネマ通りから中央商店街に入り進んでいくと『伊東の地魚の店 かっぽれ』を発見。ここに決定です。メニューを見ると『金目の蒲焼き丼』の文字が。金目の蒲焼きなんて食べたことないので早速注文してみました。大島沖で獲れたという立派な金目の蒲焼きに山葵をすりおろしていただきます。山葵と一緒だからか、さっぱりといただくことができました。満足です。
いっぱいになったお腹で、再び散策開始です。松川沿いを歩いて音無神社を目指します。音無の森は、頼朝ゆかりの地。ここで、頼朝と八重姫が恋に落ちたとか。
そんな、音無神社のすぐそばに、緑風園があります。日帰り入浴で汗を流してから帰ります。源泉かけ流しのアルカリ性単純泉、美肌の湯です。森にかこまれた露天風呂は森林浴も楽しめます。
音無信者のタブの木
海の近い暖地性の常緑高木。伊豆でもここまでの巨木はめずらしい。
街中から少し離れているため、しっとりとした雰囲気の緑風園。
女性専用湯上り処があります。これは、うれしいよね。