南伊豆歩道
入間~千畳敷

南伊豆歩道 入間~千畳敷

ジャングルのような林道を進むと、舗装道に出ます。そこをさらに進むと、林道の終点が千畳敷の入口です。急な岩道なので、取り付けられたロープを使い、足元に注意しながら降りていきます。海岸線の眺めが素晴らしい絶景コース。

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『みる×食べる×行く』 ジオガシ旅行団とジオポイントを巡る

『みる×食べる×行く』 ジオガシ旅行団とジオポイントを巡る

ツアーは弓ヶ浜がスタートです。この美しい海岸線もジオスポットです。
弓ケ浜がある南伊豆町湊地区は、青野川の河口にあたります。かつてはもっと内陸まで海が入り込み、湊地区は入り江だったと考えられています。河口の砂が運ばれて、最初に弓の「弧」の部分(松林辺り)が出来上がり、その後上流から流されて来た土砂が溜まって今の湊地区の主な部分ができました。長さ1200メートルもある砂浜は、険しい地形の海岸が多い南伊豆では珍しい優美な浜です。

かかりつけ湯スタップのイチオシコース
『みる×食べる×行く』 ジオガシ旅行団とジオポイントを巡る

南伊豆産のアロエを使用して、この美しい砂嘴の浜辺を表現しています。

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
『みる×食べる×行く』 ジオガシ旅行団とジオポイントを巡る

ジオガシ旅行団の寺島さんと鈴木さん。お二人はジオガイドでもあります。
http://geogashi.com/

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
『みる×食べる×行く』 ジオガシ旅行団とジオポイントを巡る

オオシマザクラが咲いていました。花と葉が同時に開くのが特徴です。

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ジャングルのような林を抜けて、いざ、千畳敷のある海岸線へ

ジャングルのような林を抜けて、いざ、千畳敷のある海岸線へ

入間からいよいよウォーキングスタートです。
歩き始めると、林の様子にどことなく南国を感じます。ジオだけでなく、植生についても、いろいろな話を聞きながらの楽しいウォーキング。珍しい植物をみつけては、みんなで写真を撮ったり、質問したりと、好奇心旺盛なメンバーであったため、時間をオーバーし始めました。それでも、マイペースな面々。賀茂十一野菜である「のびる」を見ると、「味噌をつけて食べると美味しいよ。」「ハマダイコン」は花が咲く前に食べたほうが美味しいよ。」「昨夜の夕飯に出たツワブキが美味しかった。」と、南伊豆の採食の話で盛り上がりました。意外にも、小学生が詳しかったのには驚きました。学校で、地域のことをちゃんとお勉強しているんですね。大切なことですね。
さあ、舗装道もここまで。ここからは、足元に気をつけて海岸線の道へ降りていきますよ。

かかりつけ湯スタップのイチオシコース
ジャングルのような林を抜けて、いざ、千畳敷のある海岸線へ

入間の林道の入口付近に「魚供養塔」が。初めて見ました!

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
ジャングルのような林を抜けて、いざ、千畳敷のある海岸線へ

ネコメ草の白い汁は、触るとかぶれる人もいるので気を付けようね。

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
ジャングルのような林を抜けて、いざ、千畳敷のある海岸線へ

林道から臨む千畳敷。見えるけど、まだまだ辿り着かない。それが、秘境なのです。

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海の秘境 千畳敷、海辺の異空間でジオカフェ

海の秘境 千畳敷、海辺の異空間でジオカフェ

海岸線の道は、絶景に目を奪われながらも、注意して進みました。打ち寄せる波しぶきが空高くまで上がります。こんな間近で、このような景色が見られるなんて!参加の子どもたちも大はしゃぎです。どこから落ちてきたのかと思うような大きな岩の脇を通り抜けたら、もうすぐ千畳敷です。
ここ、南伊豆の千畳敷の石は、小田原城築城の採石場跡です。ここから切り出された石は、船に荷積みされ運ばれていったのです。
千畳敷からそびえ立つ地層の壁にも圧巻です。千畳敷に無事到着。コーヒータイムです。8種類のジオガシから、皆さんに好きなものを選んでもらいました。食べながら、新しいお菓子の案が子どもたちから出てきました。

かかりつけ湯スタップのイチオシコース
海の秘境 千畳敷、海辺の異空間でジオカフェ

『蛇のぼり』
細長く伸びている黒い岩は、マグマの上昇の痕跡で、蛇のように見えます。

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
海の秘境 千畳敷、海辺の異空間でジオカフェ

日本ではないような風景だとおもいませんか?

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
海の秘境 千畳敷、海辺の異空間でジオカフェ

「ここでのコーヒーは最高!」と喜んでいただけたジオカフェ、大成功!!

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