漁村そぞろ歩きの沢田

漁村そぞろ歩きの沢田

仁科漁港から、奇岩の点在する沢田公園、枯野公園を散策するコースです。
白岩山岩堂の仏像画や、ジオポイントが散りばめられた風景と、海からの潮に負けずにたくましく育つ植生を観察しながらのウォーキングです。

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白岩山にひっそりとまつられる岩壁窟画を覗き見る

白岩山にひっそりとまつられる岩壁窟画を覗き見る

仁科漁港に着き、白岩山岩堂へ。ここには、岩壁窟画があり、線画で阿弥陀如来が7体描かれています。作者は不明で、室町時代中期のものであろうとのことです。この壁窟は、津波で9.6Kmも流された天福寺の廃寺跡に残されたものです。鍵のかかっている格子の間から覗き見るのもまた一興でした。
沢田公園までの道すがら、多くの海岸植物を見ることができました。特徴は、どれも葉に厚みがあり、潮が入ってこないように毛が生えていること。生き残るためのたくましさを感じました。

かかりつけ湯スタップのイチオシコース
白岩山にひっそりとまつられる岩壁窟画を覗き見る

本尊金輪仏頂尊は円形の光背が朱色なのもめずらしいそうです。

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
白岩山にひっそりとまつられる岩壁窟画を覗き見る

ラシャイタソウ
厚手の葉はビロードのような手触り。潮が入ってこないように毛が生えています。

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
白岩山にひっそりとまつられる岩壁窟画を覗き見る

グミ
葉や茎には毛が多く、また茎にはとげがあります。お菓子のグミとは関係ないです。

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沢田公園・枯野公園の奇岩に太古のロマンを感じる

沢田公園・枯野公園の奇岩に太古のロマンを感じる

沢田公園に立ち、海を見ると、奇岩があちこちにポコポコ。堆積物により、いくつにも積み重なった地層をよく見ると、実は地続きだったことがわかります。それが、波や風の浸食により削られ岩に独立していったそうです。
土石流におおわれた火山灰の地層には、厚い土石流の重みで液状化した荷重痕を見ることができました。海底で起こっていたことが、今は、地上で見ることができるなんて。ジオで太古の歴史を感じることができました。

かかりつけ湯スタップのイチオシコース
沢田公園・枯野公園の奇岩に太古のロマンを感じる

鍛冶屋浜のデッキテラスに大きな石が。波で運ばれてきたのかな。

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
沢田公園・枯野公園の奇岩に太古のロマンを感じる

船だまり付近には造船所があり、その昔、天皇の命を受けて造った巨船を献上したところ大変喜ばれたそうです。

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
沢田公園・枯野公園の奇岩に太古のロマンを感じる

津波によって、一度は山の中腹に移った集落が、長い年月の間にまた戻ってきてしまったそう。3.11以降は夜は水門が閉まります。

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枯野のホントの呼び名は謎のまま

枯野のホントの呼び名は謎のまま

枯野という地名は『かれの』と読まれたり、軽くて性能の良い船を作る造船所があるので『かるの』と読まれたり。説がいろいろあり、街中の表示もどちらもあるため、地元のガイドさんでもどちらが正しいのかわからないとのことでした。
枯野公園の崖には、黒々とした水冷破砕溶岩と黄白色の水底降下軽石・火山灰が交互に重なっています。水冷破砕溶岩とは、ねばりけの強い溶岩が水によって急冷・破断することによって砕けた岩が集まったものです。もとは、1枚の溶岩なので、岩質は均質だそうです。

かかりつけ湯スタップのイチオシコース
枯野のホントの呼び名は謎のまま

割れ目の白い筋は、石英というガラス質によって縁どられています。

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
枯野のホントの呼び名は謎のまま

「旅館しんしま」
http://shinshima.com/
のご主人でもある、ジオガイドの佐野さん。化石からクルーズガイドまで知識豊富なガイドさんです。

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かかりつけ湯スタップのイチオシコース
枯野のホントの呼び名は謎のまま

ジオガイドの渡辺さん。植生にも詳しく、渡辺さんの働く、「ひものや食堂」もおすすめスポット。お二人はジオパーク認定プロガイドです。

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