断層のずれ落ちた斜面を見ながら白田峠、戸塚峠を通り皮子平を目指します。
火口が近づいてくると、約3200年前の噴火による噴出物である赤く大きな石や黄色みを帯びた軽石、キラキラ輝く黒曜石が多く見られるようになってきます。
天城縦走路の景色から一変。東皮子平に到着です。
苔蒸した溶岩石。ヒメシャラの幼木の群生、ブナの林。まさに秘境!!
しかし、ガイドさんが初めてこの場所を訪れた時はシダや笹が生い茂りもっと幻想的な景色だったそうです。
今では、オシダも笹もシカに食べられてしまい絶えてしまいました。
西皮子平は、マメザクラやススキの生い茂っていた20年前の景色とは様変わり。アセビが茂り、シカ用の防護柵が張られています。30年後の景色はどのようになっているのでしょうか。